サンタは黒い森のなか。

とうとうクリスマスも、おわってしまいましたね。三連休で、当たり年だったという事ですが、皆様楽しいクリスマスを過ごされましたでしょうか?私は、当日は特に何もしなかったですが、12月のお菓子教室で、クリスマスケーキを作りました。

お菓子教室の先生おすすめの『シュバルツヴァルター・キルシュ・トルテ』です。これはドイツ語で、フランス語では『フォレノワール』だそうです。フランス語のほうは、結構有名ですよね。日本語にすると、黒い森のさくらんぼケーキです。ほんと、見たままの名前です。

上に乗っているフルーツは、さくらんぼです。今年は時期も時期なので、生さくらんぼが手に入らずシロップ付けの缶詰さくらんぼを飾りました。一番下に、パート・シュクレを敷いているので、サクッとした食感も美味しいです。ココアスポンジを3段に切って、ガナッシュさくらんぼも挟んで、更にクレーム・シャンティ(生クリーム)で覆われた、贅沢なケーキです。先生は、野暮ったいかもと言っていましたが、なかなか素敵なケーキです。ほんとに、雪深いドイツの森という感じですね。トップの真ん中には、チョコをがりがりと削ったものを乗せてます。あとは、苺で作ったサンタさんと、クリスマスのチョコプレートで飾り付けました。

サンタさんは、手作業で作ったのでいびつなものも多いですが、量産しました。


そして、今回のお料理は海の幸のクリームパスタです。これもとっても簡単でした。今回は白ワインとブイヨンを使いましたが、もっと簡単にするには、ゆで汁を使うといいらしいです。ほんと、パスタはいいですね。簡単だし美味しいし。この海の幸は、冷凍のシーフードミックスを使っているので、更にお手軽です。常備も出来るし。

今年もあと一週間を切りましたね。ほんと、一年が早いです。来年は、もっと本をたくさん読みたいです。

刑事コロンボ5時30分の目撃者
・流しの下の骨/江國香織
少女には向かない職業桜庭一樹

をよみました。

刑事コロンボは、言わずと知れた名作ですが・・・初めて読みました。面白いですねー!ドラマも観てみたいと思いましたね。

流しの下の骨も良かったです。江國さんは、私の苦手な恋愛小説を書かれる方なのですが、江國さん自身の小説は大好きなんですよ。なので、恋愛が絡んでないものだったら大体はヒットします。夏の午後の団地の描写を書かせたら、私の中でぴか一です(笑)このお話は、奇妙なルールのある6人家族のお話しなんですが、温かくて、ほんわかしていて、でもちょっと切ないんです。

少女には向かない職業は、最近興味津々の桜庭一樹さんだったんですが、桜庭さんはやっぱいどこかライトノベルっぽい感じなんですよね。それがいいとか悪いとかじゃなくて、なんかライトな感じなんですよ。『私の男』の時は、話しの暗さに隠れてたのであまり気にならなかったんですが、今回は登場人物が中学生だったので、余計ライトな感じでしたね。でも、思春期の抑圧された感じや、孤独感みたいなものは相変わらずとても上手に表現されていたと思いました。

今は、『夢野久作全集』『梶井基次郎全集』『黒と茶の幻想』/恩田陸を積んでます。これは年末年始の間に読みたいと思ってます。

それでは、2011年の更新はこれが最後だと思われます。皆様よいお年を〜。そして、また2012年もポケットにいつもビスケットをよろしくお願います。

そして、ワンクリックもどうぞ、よろしくお願いします。

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