白のパンダはしろくまか。(台湾旅行期)

台湾に行ってきました。1月頃です。1月の台湾は、日本の9月後半くらいでした。少し涼しいかな?と思ったら、ちょっと暑いかな?みたいな感じです。
3泊4日で台北と九フンに行ったので、名所を軽く観光しただけです。フラウの台湾特集号をガイドブックに、色々なご飯屋さんに行きました。


これはルーロー飯です。甘めの味付けで煮た豚肉の細かいものが、上に乗っています。通っている料理の教室で習っていたので、どうしても食べたかった一品です。八角の香りで良かったです。

これは日本でも有名な、ディンタイフォンの小龍包です。上品でスープ熱々で最高でした。別のお店でも小龍包を食べたんですが、ここのほうが美味しかったです。

夜市です。あまり食品系はオススメしないと言われ、アジアの屋台初体険だったためほとんど何も食べませんでした。

唯一、この豆腐花の温かいのを食べました。アジアのデザートは、身体に優しそうなモノが多くて色々食べた後でもサラッと食べてしまえるのが良いですね。

これは、フラウに載っていたお店です。私はあっさり系のラーメンでした。麺も普通のたまご麺で、ワンタンも美味しくて、ここは正解でした。結構駅から遠くて大変だったんですが・・・行った価値はありました。

The台湾って感じの建物。暑いとこの建物は、ちょっと心もとない感じがする。


九フンです。たいしたカメラの腕じゃない上に、iPhoneなので・・・他フログさんでもっと素敵な写真がアップされてると思う。

ここでよくご飯食べました。テイクアウトしてホテルで食べたり。朝ご飯がてら食べたり。ホテルの朝ご飯は、びっくりするくらい食べるものがなくて、初日以来行ってない。

ここは、VVGbonbonというカフェなんですが、出発前に台湾に行っていた友達にオススメされて行きました。ホントに可愛い内装で、素敵でした。夢みたいに綺麗なお菓子とか、お洒落な雑貨がいっぱいありました。

また長い眠りについてました...

すいません。半年?くらいまた書いてなかったですね。その間にいろいろな事がありましたが、その辺は割愛して。(たいした事じゃないので)
いくつかお菓子教室で作ったものの写真を。





上から、『タルト・オ・フリュイ』『タルト・カフェ・バナーヌ』『チャプチェ』です。

名前のままのケーキなのですが、フルーツいっぱいのフレッシュなタルトとバナナとコーヒー味の新鮮なタルトです。
チャプチェは、本式ではなく全てを合わせて炒めるレシピです。だけど、とっても美味しいです。

これからまた、備忘録としてきちんと書いていきたいと思います。

それでは。


にほんブログ村 料理ブログへ
にほんブログ村

雪の降る土地の冬

こんにちは、またしてもご無沙汰しております。本当に寒いですね。今日は、福岡でも珍しく雪が積もっていました。

一月のお菓子教室は、ケーク・サレとラザニアとりんごゼリーを作りました。最近日本でも市民権を得つつあるケーク・サレですが、その名の通り、塩のケーキです。塩味の、パンのようなパウンドケーキです。今回は、ソーセージを中に入れてボリュームのあるケーク・サレを習いました。

ソーセージに、生のニンニクをさしてます。そうするととっても風味がよくなります。

次は、ラザニアです。いたってシンプルなミートソースとホワイトソースのラザニアですが、麺も手作りで作ってます。

切り分けた断面は、きちんと層になってます。

自家製の麺は、もちもちで美味しいです。とっても簡単に出来るので、ラザニアの時は自分で打つのもいいかもしれません。

あとは、りんごジュースを使った簡単りんごゼリーです。簡単なのにとっても美味しくて、ちょっとしたおやつにいいかもしれません。

ミントを乗せて、それを食べてからゼリーを食べるととても爽やかで、おしゃれになります。


そう言えば、これは完全に自宅で作ったものなのですが、基本のプレーンスコーンにチョコチャンクを入れて、スタバ風の成形をして焼きました。

普段は英国風の白っぽいビスケット風?のスコーンを焼くのですが、やっぱりチョコチャンクと言ったらスタバ!という事で、焼き色強めで形も三角形にしました。

むかし、梨さんのビスケットレシピブックを買ったのですが、全然作ってないのでそのうち色々なフレーバーのレシピを試してみたいと思います。

A.R.Iのお菓子の提案―dailyマフィンとビスケット

A.R.Iのお菓子の提案―dailyマフィンとビスケット

これです。アメリカっ!って感じの、ざっくりって感じの見た目で、見た目からして大好きです。



どうぞワンクリックお願いします。

にほんブログ村 料理ブログへ
にほんブログ村

明けましておめでとうございます。

明けまして、おめでとうございます。遅くなってしまいましたが、2012年もどうぞよろしくお願います。

さて、最近は何をしていたかなぁ・・・と。母の実家に持っていくおせち(ゆず大根・卵の宝寄せ・柿羹)を作ったり。温泉に行ったり。新年のホームパーティをしたり。

色々でしたね。

そして、年末〜年始で読んでいた恩田陸さんの、黒と茶の幻想を漸く読み終わりそうです。恩田陸さんの小説は、昔から大好きです。六番目の小夜子ネバーランド、どちらも青春+サスペンスという感じだったのですが、今回は大学を卒業して何十年か経った男女のお話しでした。また、若干サスペンスの要素を含んでもいるのですがあまり謎解きものという感じはしません。独白?という感じですね。4人の男女がそれぞれに、自分の謎と向き合うという感じです。

とにかく、一文一文が心に響きます。

きっと昔の私にもそうやって響いてたから、好きな作家の中に入ってたんだろうなぁと、思いました。

特に、愛する者と愛される者の違いについてなどなど、とても心に沁みました。


そしてまた最近、新しいお気に入りの作家さんを見つけちゃいました!

小川糸さんです。食堂かたつむりの方なのですが、エッセイがとってもすばらしかったです。地球に優しく、自分たちも楽しく。あーこういう暮らしがしたいなぁ、と思わせてくれる様なエッセイでした。季節を大事に生きていきたいと、私も思いました。

さてさて次は何のお話しを読もうかと。

そういえば今年の芥川賞直木賞も決まりましたね。ちょっと前の傾向?から徐々に骨太系に移行していっている様な気がします。
あ、まだ今年の受賞作品は読んでないのですが・・・なんとなく、書いてる人達からして無骨・・・(笑)

でもとても気になってるので、発売されたら読もうかと思ってます。

サンタは黒い森のなか。

とうとうクリスマスも、おわってしまいましたね。三連休で、当たり年だったという事ですが、皆様楽しいクリスマスを過ごされましたでしょうか?私は、当日は特に何もしなかったですが、12月のお菓子教室で、クリスマスケーキを作りました。

お菓子教室の先生おすすめの『シュバルツヴァルター・キルシュ・トルテ』です。これはドイツ語で、フランス語では『フォレノワール』だそうです。フランス語のほうは、結構有名ですよね。日本語にすると、黒い森のさくらんぼケーキです。ほんと、見たままの名前です。

上に乗っているフルーツは、さくらんぼです。今年は時期も時期なので、生さくらんぼが手に入らずシロップ付けの缶詰さくらんぼを飾りました。一番下に、パート・シュクレを敷いているので、サクッとした食感も美味しいです。ココアスポンジを3段に切って、ガナッシュさくらんぼも挟んで、更にクレーム・シャンティ(生クリーム)で覆われた、贅沢なケーキです。先生は、野暮ったいかもと言っていましたが、なかなか素敵なケーキです。ほんとに、雪深いドイツの森という感じですね。トップの真ん中には、チョコをがりがりと削ったものを乗せてます。あとは、苺で作ったサンタさんと、クリスマスのチョコプレートで飾り付けました。

サンタさんは、手作業で作ったのでいびつなものも多いですが、量産しました。


そして、今回のお料理は海の幸のクリームパスタです。これもとっても簡単でした。今回は白ワインとブイヨンを使いましたが、もっと簡単にするには、ゆで汁を使うといいらしいです。ほんと、パスタはいいですね。簡単だし美味しいし。この海の幸は、冷凍のシーフードミックスを使っているので、更にお手軽です。常備も出来るし。

今年もあと一週間を切りましたね。ほんと、一年が早いです。来年は、もっと本をたくさん読みたいです。

刑事コロンボ5時30分の目撃者
・流しの下の骨/江國香織
少女には向かない職業桜庭一樹

をよみました。

刑事コロンボは、言わずと知れた名作ですが・・・初めて読みました。面白いですねー!ドラマも観てみたいと思いましたね。

流しの下の骨も良かったです。江國さんは、私の苦手な恋愛小説を書かれる方なのですが、江國さん自身の小説は大好きなんですよ。なので、恋愛が絡んでないものだったら大体はヒットします。夏の午後の団地の描写を書かせたら、私の中でぴか一です(笑)このお話は、奇妙なルールのある6人家族のお話しなんですが、温かくて、ほんわかしていて、でもちょっと切ないんです。

少女には向かない職業は、最近興味津々の桜庭一樹さんだったんですが、桜庭さんはやっぱいどこかライトノベルっぽい感じなんですよね。それがいいとか悪いとかじゃなくて、なんかライトな感じなんですよ。『私の男』の時は、話しの暗さに隠れてたのであまり気にならなかったんですが、今回は登場人物が中学生だったので、余計ライトな感じでしたね。でも、思春期の抑圧された感じや、孤独感みたいなものは相変わらずとても上手に表現されていたと思いました。

今は、『夢野久作全集』『梶井基次郎全集』『黒と茶の幻想』/恩田陸を積んでます。これは年末年始の間に読みたいと思ってます。

それでは、2011年の更新はこれが最後だと思われます。皆様よいお年を〜。そして、また2012年もポケットにいつもビスケットをよろしくお願います。

そして、ワンクリックもどうぞ、よろしくお願いします。

にほんブログ村 料理ブログへ
にほんブログ村

さよなら、それもいいさ。

最近めっきり寒くなりましたね。一個前の記事で、ミステリー物に挑戦すると言っていたのですが、短編ミステリー的なものを読破しました。

米澤穂信さんの『儚い羊たちの祝宴』です。

儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)

儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)

米澤さんは、初見の作家さんだったのですが、実はあの『インシテミル』を書かれていた方だったみたいです。
私は、インシテミルはてっきり山田悠介さんだと思っていたので(なんとなくの雰囲気です。)、一瞬、失敗したかなぁ・・・と思ったのですが
・・・面白かったです。これからちょっとずつ、ミステリー物を読破していきたいです!!

そして、読書日記を読んで気になっていた、『私の男』も読みました。

私の男 (文春文庫)

私の男 (文春文庫)

面白かったです。主人公が大人になった時間軸から、どんどん過去に遡っていって、最後の章は、主人公たちの出会いで終わるという展開でした。つまり、最初の章が最後で、最後の章が最初でした。

主人公、花と養父の淳悟の話しなんですが。

まぁ、ざっくり言えば家族の絆のお話しです。まぁ、桜庭さんが書いてる時点で、ただの家族小説とはほど遠い事は明白なのですが・・・。

家族の欠損、血のつながり、父親と娘、絆。

家族はいつでも一緒にいるべきだ、というテーマが一貫して小説の中に出てきます。津波で自分以外の家族を無くした花と、海と陸で家族を失った淳悟。どちらも家族に置いていかれた者同士なんですよね。

ただ、家族は一緒にいるべきだというテーマに対して、桜庭さんが是なのか否か、よく理解する事が出来ませんでした。花と淳悟で、家族を否定しているようでもあるし、肯定しているようでもあるし・・・。

父の無くしたもの全てを、娘が背負っている。娘は血の人形。

物語の構成上、最初に絶望が来て、巻末に希望が待っています。でも、結局は絶望に向かっているのですよね。

ふ〜む。難しい。書評を読みあさろう。

あと、がらっと雰囲気は変わりまして。

それからはスープのことばかり考えて暮らした

それからはスープのことばかり考えて暮らした

それからはスープのことばかり考えて暮らした/吉田篤弘

これも、面白かったです。変化が無いようでいて、どこかしら必ず変化している世界。のんびり、穏やか。美味しいサンドウィッチに合うスープを、真剣に考えるんです。本当に真剣に。もはや、生きる事とスープを作る事が同価値なんじゃ!?と思うほど、スープも事を考えるんです。

私も、スープの事について、それぐらい真剣に考えてみたいです。

以上が最近読んだ本達です。

備忘録でした!

ぜひワンクリックを!


にほんブログ村 料理ブログへ
にほんブログ村

少女になり、黒豆を煮るのだ。

11月のお料理教室は、おせち縛りでした。

・柿缶
・サーモンとキュウリの砧巻き
・卵の宝寄せ
・サーモンとホタテのテリーヌ
・黒豆
・ゆず大根

です。

おせちなので、若干味は濃いめに付けてあります。特に、テリーヌと宝寄せは、なかなかご飯にも合います。

砧(きぬた)巻きは、すっぱくて口がさっぱりするので、いくらでも食べられます。

そして、箸休めとしてとってもいい役割をするゆず大根。ゆずの果汁と、皮も刻んで入れます。シャキシャキして、ちょっと大根の辛みもあって、とっても美味しいです。お正月にちょっと、おせちの横あたりにあるといい感じのお漬け物です。塩分は控えめで、お酢と果汁で作るので、あまり喉も乾かないし、いっぱい大根も食べれて良いですよね。


ちなみに、タイトルの元ネタなんですが・・・最近、桜庭一樹の『少年になり、本を買うのだ。』と言う、読書エッセイ?の様な本を借りました。桜庭一樹さんは、何年か前に直木賞を取った『私の男』を買って・・・まだ読んでないのですが・・・。あと、その当時に情熱大陸に出ておられるのと、編集会議という雑誌のインタビューを観た事があるのですが・・・ほんっっとに本をたくさん読まれてました。このエッセイでも、これでもというくらい本がいっぱい紹介されるのですが、出版社の色か、桜庭さんのご趣味か、ほとんどがミステリーなんですよ。私は今までミステリーというものを、ほんとに全然読んでこなかったので、始めは『う〜ん』という感じで読み進めていたのですが、さすが桜庭一樹ですね!という感じで、まんまとミステリーに興味が湧いてきてます!多分、私の性格的に安楽椅子物が好きだと、勝手に思ってるのですが・・・。色々読んでみたいと思ってます。


最近は、今まで読まないで生きてきたジャンルも、食わず嫌いせずにいっぱい読んでいきたいと思ってます。本は、読めば読んだだけ私の知識となり、血と肉になる気がします。偏ったものばかりを読んでいたら、凝り固まった人間になってしまいますよね、きっと。とりあえず、ミステリー初挑戦です!


ワンクリック、お願いします!
にほんブログ村 料理ブログへ
にほんブログ村